気持ちを新たに…。

諦める訳ではなくて、一足飛びにハイレベルへ行けるわけがない。からこそ、地道にコツコツ積み上げて行くしかない。
明治大学文学部教授の齋藤孝氏も、【原稿用紙を10枚書く力】という著書の中で…『あるとき、はじめから壮大なものを書こうと思うから、力が入りすぎてなかなか書けないことに気がついた。そこで、【いきなり大きな絵を描こうとしてはいけない】のだと思い、まず小さい絵をたくさん描いて、それらを結合させていく方法に切り換えた。長い論文を一挙に書き上げようとするのをやめたのである。』と書かれている様に。
少しずつステップアップして行く、気の遠くなるような道程だとしても。だから、…恥ずかしいとか、情けないとか言っている場合では無いのだ！小さな絵を描く事、それに当たるのが3級や2級の根本的な基礎知識。基礎を確り固めて、基礎知識の積み重ねと応用力。そうする事で、小さな絵から少しずつ大きな絵を描く事が出来る様になる。だからこそ、7年前に、本当にぎりぎりで受かった2級をもう一度受験し直そうと思う。その為に、基礎中の基礎である3級から徹底的に勉強する。そして…少しでも、夢に近付けたら、と思う。